空き家数は900万戸、2018年から51万戸増加

現在、日本ではおよそ7,2戸に1戸が空き家になっています。
新築マンション価格下落、東京都の不動産価格は緩やかに上昇傾向に・・
千葉県、東京都で空き家が多い地域は?

千葉県・東京都で空き家が多い地域について
千葉県
空き家率が高い地域としては、以下のような市町村が挙げられています。
・勝浦市:空き家率が非常に高く、県内1位、全国でも上位にランクインしています。
・いすみ市:空き家率が高い傾向があります。
・鴨川市:空き家率が高めです。
・館山市:空き家率が高いです。
・南房総市:空き家率が高めです。
空き家率が多い地域としては、以下のような市が挙げられています。(空き家率とは異なる指標です。
・千葉市:空き家数が県内で最も多いです。
・松戸市:空き家数が多いです。
・船橋市:空き家数が多いです。
・市川市:空き家数が多いです。
東京都
空き家数が多い地域としては、23区内で以下のような区が挙げられています。
・大田区:空き家数が最も多いです。
・世田谷区:空き家数が2番目に多いです。
・足立区:空き家数が多いです。
・板橋区:空き家数が多いです。・
・練馬区:空き家数が多いです。
江戸川区:空き家数が多いという情報もあります。
空き家率が高い地域としては、以下のような区や市が挙げられています。
・豊島区:空き家率が高いです。
・大田区:空き家率も比較的高めです。
・武蔵野市:空き家率が高い傾向があります。
・中野区:空き家率が高いという情報もあります。
これらの情報は、時期によって変動する可能性がありますので、最新の正確な情報は各自治体の公表データなどを参照することをおすすめします。
空き家率が高い理由・空き家の建物状況・活用法など
空き家率が高い理由
・人口減少と少子高齢化:若者世代の都市部への集中や、高齢化により亡くなられた方の住宅が空き家委なるケースが増えています。
・相続問題:相続したものの住む予定がない、管理が難しいなどの理由で放置されることがあります。相続登記がされないために所有者不明の建物が増えていることも要因の一つです。
・新築偏重の市場:日本では新築住宅を好む傾向があり、中古住宅市場が十分に活性化していないため、既存の住宅が空き家になりやすいです。
・賃貸物件の過剰供給:特に地方都市では、賃貸物件の需要に対して供給過多になっている場合があります。また、老朽化した賃貸物件は競争力を失い、空室になりやすいです。
・高齢者の施設入居:高齢者が介護施設などに入居した結果、自宅が空き家になるケースがあります。
空き家になっている建物の状況
空き家の状態は様々ですが、長期間放置された建物は以下のような問題を抱える可能性があります。
・老朽化の進行:手入れが行き届かないため、建物の劣化が進み、倒壊の危険性が高まることがあります。
・防災性・防犯性の低下:放火や不法侵入のリスクが高まります。
・衛生環境の悪化:害虫や悪臭が発生する可能性があります。
・景観の悪化:周辺の住環境に悪影響を与えます。
空き家の活用法
空き家を有効活用する方法はいくつかあります。
・自己居住:リフォームやリノベーションを行って、自分で済む。
・賃貸:戸建て賃貸や、若い単身者向けのシェアハウスとして貸し出す。DIY可能な賃貸物件として貸し出す方法もあります。
・売却:不動産業者に仲介を依頼したり、自治体(役所)の空き家バンクなどを利用して売却する。
・用途変更:店舗やオフィスに改修して活用する。
・地域貢献:自治体に貸し出して、地域活動の拠点や福祉施設などとして活用してもらう。
・解体して土地活用:駐車場や資材置き場にする。新しく建物を建て直すなどの方法があります。
空き家になってからの行方
空き家になった建物のその後は、所有者の意向や建物の状態によって様々です。
・そのまま放置される:管理が行き届かず、老朽化が進むことが多いです。
・活用される:リフォーム・リノベーションされて再利用されたり、解体されて更地になることがあります。
・行政の介入:2015年に施行された空き家特別措置法により、特定空き家に指定された場合、行政が所有者に修繕や撤去を指導したり、場合によっては強制的な解体(行政代執行)を行うことがあります。その際の費用は所有者に請求されます。
空き家問題は、防災、防犯、景観など、地域社会に様々な影響を与えるため、適切な管理や活用が求められています。